会長メッセージ

※新総合技術研究所完成予想図
※概要は計画段階の内容であり、今後、変更となる可能性があります

サステナビリティ経営の推進と3G経営の確立に向けて 日本パーカライジング株式会社 代表取締役会長 里見 多一サステナビリティ経営の推進と3G経営の確立に向けて 日本パーカライジング株式会社 代表取締役会長 里見 多一

当社グループは、1928年に日本で初めて鉄鋼防錆技術を導入して以来、長年にわたり金属を中心とした表面改質技術で自動車・鉄鋼・家電などの基幹産業から最先端産業まで幅広く貢献してまいりました。

現在の社会環境は、新型コロナウイルスの感染拡大、気候変動をはじめとする地球環境問題の高まりや第4次産業革命の進展など、100年に一度と言われる大きな転換期にあります。

このような環境下、当社グループは、2030年にありたい姿を示す長期ビジョンとして、「Vision2030」を策定いたしました。『あらゆる表面をカガクで変える』をスローガンに、新たな事業への挑戦だけでなく、社会課題の解決に貢献するソリューションの提供など、グループ一丸となってサステナビリティ経営を推進してまいります。そのための施策として、総合技術研究所の大規模なリニューアルや、多様な人材が活躍できる職場環境の整備に取り組んでまいります。

また、本年度は2019年4月にスタートした第三次中期経営計画の最終年度となりますが、3G経営(グローバル、グループ、ガバナンス)の確立に向け、「グローバル競争に打ち勝つ成長戦略」、「グループ経営の最適化」、「ガバナンス改革」を基本方針として、目標達成に向けた諸施策に取り組んでおります。

「グローバル競争に打ち勝つ成長戦略」につきましては、海外展開を積極的に推し進め、2021年3月期においてはグループ会社59社のうち7割が国外の企業で、売上に占める割合も4割を超える状況となっております。

「グループ経営の最適化」つきましては、総合技術研究所のリニューアルを見据えたグループ研究開発体制の構築、グローバル製造体制の構築といったものに取り組んでおります。

「ガバナンス改革」つきましては、2019年度に監査等委員会設置会社に移行するとともに、経営と執行の分離を図るべく執行役員制度を導入しました。変化が速く、複雑で予測しがたい経営環境において、グローバルな成長拡大を図っていくためには、自らも進化していくことが不可欠です。引き続き経営の透明性・公正性の向上、経営監督機能の強化、および意思決定の迅速化を行い、経営の効率化を図りながら持続可能な成長を目指してまいります。

グループの成長に伴い、社会課題の解決に対する責任をこれまで以上に強く感じております。ステークホルダーの皆さまのご期待により一層お応えしていくため、「技術立社」を掲げる当社グループの総合力を結集し、長年培ってきた技術をさらに進化・発展させ、貢献の場を広げていく所存です。

引き続き温かいご支援とご鞭撻を賜りますよう心よりお願い申し上げます。